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- うつ病という病気の症状と原因 - |
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うつ病という病気と症状 全国で百万人くらいいるといわれるうつ病ですが、うつ病という病気と類似の憂鬱状態もあります。身体症状の 多いほど、うつ病という病気の有病率は高いという調査もあり、原因不明の症状が続いている場合はうつ病とい う病気を疑い、受診することが大切です。うつ病という病気の場合は、憂鬱状態と同様の問診結果が出ても、原 因を掘り下げて調べる必要があり、心理的な自覚症状の前にめまいや、吐き気、腰痛などの体の痛みが出てく る事もあります。 * 主なうつ病の症状例(これ以外にも症状は多様にあります)
* 不眠のタイプと睡眠薬;不眠のタイプには入眠障害・中途覚醒・早期覚醒などのタイプがあります。一方で睡 眠薬には 超短時間型・短時間型・中間型・長時間型があります。 「睡眠障害の対応と治療のガイドライン」によ りますと入眠障害は超短時間型や短時間型を、 中途覚醒や早期覚醒には中間型や長時間型が推奨されてお ります。睡眠薬はどのタイプでも、服用後15〜30分で効果が発現しますので、何れのタイプでもすぐに就眠で きる準備を整えてからの服用が薦められております。 * 不眠;不眠はうつ病の代表的症状ですが、不眠からうつ病に移行する場合もあります。実際問題、不眠を自 覚する高齢者や高齢者以外の人も、 うつ病に罹患する割合は、良く眠れる人の2〜3倍とされております。不 眠がうつ病を発症させる機序は分かりませんが、 「@うつ病になり易い人は、発病する前に不眠を起こし易い 素因があるA不眠そのもののが何らかのメカニズムでうつ病の危険因子になる」と考えられております。不眠 の故に寝酒や市販睡眠改善薬に頼る人がいますが、不眠が続く様な状況では専門医に受診する事が大切で す。飲酒による他の肝機能障害や不眠の悪化からうつ病の誘因となる事もあるからです。あくまでも市販睡眠 改善薬は 短期間の不眠治療を目的とするものです。 長期使用では 効果の低下や副作用も問題になります。 目安として不眠が3回/週・1ヶ月継続の場合には専門医に受診してください。 * 母親とうつ;英国で約8万7千世帯の大規模調査では、 「子供が12歳に達するまでに 母親の3人に1人以 上、父親でも5人に1人がうつ病と診断されたり、 抗うつ剤を飲んだりした」という調査結果を発表しました。チ ームによりますと「子育てに伴う睡眠時間の減少や、 親としての重責、夫婦関係の変化などがそれに関係し ているのではないか」と指摘しております。 うつ病という病気の種類 思春期と初老期に多いといわれるうつ病(高齢者の場合は認知症と誤解され易い)ですが、一つの分類として は身体や、脳の器質的病気の影響が強い身体因性うつ病、ストレスや葛藤による心因性うつ病、脳の機能障 害によると思われるが原因がまだ分からない内因性うつ病にわけられます。(by キールホルツ) * 日光浴;うつ病のタイプには比較的知られているものとして、メランコリー型うつ病(不眠や倦怠感などの症 状が出現するもの)と双極性うつ病(躁状態とうつ状態の波がある)があります。 その他にも非定型うつ病など どちらにも当てはまらないタイプや季節性気分障害(冬場などその時期にのみ顕著に出現するもの)などもあ ります。冬場などは日照時間が短く、(季節性気分障害の場合)症状が悪化し易い事が知られています。その 原因は明確に分かっていませんが、神経ホルモンのバランスが崩れる為と考える学者もいる。また、太陽光を 浴びる事で生成するはずのビタミンDが不足する事もその一因と指摘しています。「光とうつ病は深い関係にあ る事も知られています。 特に朝の光を1時間程浴びる事が薦められている。 それは、室内でも良く、それが生 活リズムを立て直す為の良い方法です。」と述べられています。 うつ病という病気の症状、うつ状態 うつ状態とは感情の抑うつ、興味や意欲の低下・無気力、自責感、睡眠障害、食欲低下、体重減少などの一群 の病気症状をしめす状態のことです。強い罪悪感にとらわれ自殺を考えたり、集中力の欠如、妄想などの精神 症状、便秘、胃腸症状などの身体症状が加わる事もあります。 脳内のセロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリンなどの神経伝達物質の働きが低下しているという側面 もあり、その機能を高める抗鬱剤も開発されています。 初老期のうつ状態 初老期のうつ状態では、対人関係、経済的問題、孤独、身体の弱体化など多くの心理、社会的因子が関係して いることが多く、また脳の小さな血管障害、脳の萎縮などが関わっている場合もあります。核家族化の進行が生 活不安などを生み出し、その病気の要因になっているかも知れません。
* オランザピン;抗精神病薬オランザピン(商品名ジプレキサ)が2012年2月に双極性障害(躁鬱病)の鬱 症状を改善する薬として承認されました。 オランザピンは統合失調症薬として2001年から広く使用されて おり、2010年には双極性障害の躁症状改善薬として承認されています。従い、オランザピンは躁と鬱の両 症状に使用可能となりました。 双極性障害の診断は難しく、鬱病と診断されてから10年以上経過してから 判明するケースも珍しくはありません。欧米でオランザピンは別の抗鬱薬との合剤で使用されており、単一 の薬剤で使用できるのは日本が初めてとなります。 副作用は血糖値が上昇するなど重大なものもある為、 使用に際しては十分な注意が必要になります。 * セロトニンとトリプトファン;セロトニンが欠乏しますと鬱やパニック障害を起こし易くなります。セロトニンは 人の情緒を安定させます。そして、このセロトニンはエストロゲンが枯渇してくる更年期に心が不安定になる 事にも影響しています。(エストロゲンとセロトニンは深く関わっております。) また、几帳面な人や神経質な 人は、セロトニンが低下し、免疫力が落ち易いとされます。十分な休息や、余暇を楽しんで心身をリフレッシ ュする事はとても大切です。 セロトニンは大脳を覚醒させ、集中力を高め、気分をすっきりさせます。 セロト ニンは卵・牛乳・肉や豆腐などに含まれています。 そして、良質な睡眠や、太陽光を浴びる、軽い運動をす る事により、メラトニンも分泌されます。 メラトニンもトリプトファンから作られます。 * うつ病と合併症;現代の多くの生活習慣病や慢性疾患、癌などの病気と、うつ病が合併している事が多い。 「例えば、 糖尿病を合併している人は約15%いるとの報告もあります。 うつ病の合併と血糖コントロールの 関係を調べても、 うつ病の人は 血糖値が悪い人が多い」と紹介しています。 他の疾患を合併している場合、 双方同時に治療する必要があります。 また、うつ病は単一の原因ではなく、典型的なメランコリー型や、季 節性、血管性、非定型、双極性障害、神経疾患など様々なものがあります。現代は、若い人がうつ病になり 易い時代となり、 うつ病の概念も広がり、鑑別は非常に困難になっています。 実際、年々、うつ病の受診率 はあがっており、 50歳代、60歳代に最も多かったものが、若い世代に増加している特徴が確認されていま す。 うつ病関連検査値・基準値 血清マグネシウム top pageへ>うつ病 |
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| -病気の原因 - 発病原因ははっきり分かっていませんが、別の分類として は、外的要因が無く発病する内因性のうつ病と、ストレス などが引き金になって発病する外因反応性のうつ病があり ます。 社会環境により、性格的にうつ病になりやすい因子をもっ ている人が、職場の責任や強いストレスに晒され病気を発 症する事も多い様です。 うつ病という病気の発症年齢は一般に20代後半から30 代にかけて見られるようになります。 40代後半以降に起こるうつ病もあり初老期うつ病といい ます。仕事熱心、完全主義、几帳面、執着心、強い責任感 などの性格の人が人間関係や仕事上の失敗などをきっかけ に発病するケースがよくあります。 - 病気の治療とアルコール - 病気治療は薬物療法が主体です。精神的、肉体的にも充分 に休養をとることも大切です。又、アルコールを飲んで気 分を休めたいと思う向きもあると考えれますが、うつ病と いう病気を治癒する効果はありませんし、睡眠を浅くし、 抗うつ薬との併用は問題です。うつ病という病気が治るま では、辛くてもアルコールを控えましょう。 |
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| ビタミン、ミネラル、アミノ酸は病気の予防、精神的・感情的なバランスを保つためには重要な栄養素ですが個人差が あり、その人のライフスタイルや食生活、喫煙、飲酒、薬の服用、ストレス、職場環境・・・などで必要量は異なります。 食生活、生活様式などを良く検証してビタミン、ミネラルの必要量の知識を持つ事も必要です。(RDA;リコメンデ ィッド・ダイエタリー・アロウワンス→微量栄養素の一日の最低必要量)必要な栄養素は毎日40種類以上必要といわ れ、それらの栄養素をバランスよく摂る事が、健康状態を大きく左右します。 |
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- うつ病は家族の理解が治癒に影響 - 家族がどの様に理解し接するかは病気治癒に大きく影響 します。軽症のうつ病で外来通院の場合でも、早期に治 るのは、家族の理解、思いやりなどのためです。 うつ病という病気は回りの人も注意深く接して重症化し ない様に配慮することができます。 罹病している人は食欲は無く、辛い日々を送られていま すが、食べ物にも配慮できます。脳内のセロトニンは、 トリプトファンという成分から造られますが、このトリ プトファンは野菜には無く、卵、牛乳、肉などに含まれ ています。トリプトファンを合成するには原料が必要で すし、促進するためには、日差しを浴びる、良く眠る、 糖分が必要です。そのためには明るいところに出る事や 、デザートなどで糖分を補給するとかの工夫ができます ね。 その方の事情にあわせて、適切に援助する事も可能かも 知れません。 - 家族の接し方 - 弱気な発言や愚痴にも反発や否定をせずむしろ共感する 態度で、よく聞いてあげましょう。 頑張れ、しっかりは本人を責め、逆効果でしょう。 原因が、仕事上の事であるなら殊更ですが、本人に知ら れずに仕事の負担や責任の軽減が出来れば、効果的かも 知れませんし、休養を進める事も大切かもしれません。 日常生活で、それとなく気晴らしの散歩や運動・趣味に 誘う事もできますし食事に注意をして、偏らない事や、 動物性食品への配慮、デザートを進める事なども出来る かも知れません。(上記セロトニン参照。) 一人にさせないで付き添い、必ず治る事を優しい気持ち で伝えるなどその方に合わせた、思いやり深い態度で接 しましょう。 家族の方にも同時に、癒しや安らぎ、気分転換も必要に なるでしょうね。 |
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| * 男性の更年期障害;男性の更年期障害は、男性ホルモンが血液1ml当り8、5pg(ピコは1/一兆)以下になりますと、心身両面で症 状が発現してきます。 (男性ホルモンは加齢により徐々に低下してきます。)その症状はうつ病に類似しているため、うつ病と間違えら れ易い傾向にあります。 男性にも更年期障害があり、症状を自覚された場合には、うつ病と決め付けずに泌尿器科などで受診する事 も必要です。うつ病と診断されていて一向に改善しない場合なども、泌尿器科に受診する事が必要なケースもあります。「更年期症状 としては @気分が落ち込むAいらいらするB不安感があるC疲れ易いD汗をかきやすいE火照るF頭が重いGよく眠れないH後頭 部が凝るI集中力が低下するJ性欲が減退するK朝の勃起が無くなる」などです。
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